山際大臣 ようやく辞任・・・自民党議員はしっかり説明責任を!
2022年10月27日 tag:
山際大臣がやっと辞任しましたね。でも、遅すぎます!
本来であれば、この国会の開会前に、岸田首相が辞表を出させるべく動くべきでした。まっとうな自民党政権ならそうしたものです。まさに優柔不断の典型。岸田首相の任命責任は極めて重いと思います。
そもそも、岸田さんの「聞く力」は、国民の声ではなく、党内基盤の弱い、第四派閥の首相として党内有力者の声を聞くことだったんですね。
「国葬」では最大派閥の安倍派に媚びへつらうために、山際氏をなかなか更迭できなかったのは、その人事をねじ込んだ甘利氏、そのバックにいる麻生派を気遣ってのこと。
「宏池会」は、昔から、官僚出身が多い「お公家集団」と揶揄されてきましたが、こうした「危機管理」は一番弱い派閥なんですね。本当に、こんな人にこの国を任せて良いんでしょうか?
その山際大臣。いや、前大臣。前にも触れましたが、最初の選挙の相手は実は私だったんですね。2002年秋のことです。
彼の発言によれば、この選挙で旧統一教会との接点ができた由。そう、今日の予算委で川田龍平議員が追及していましたが、私の選挙区、青葉区しらとり台に旧統一教会の大きな教会がありますし、神奈川県勝共連合の本部も同地にあるのです。
私が、菅義偉さんの要請で自民党から選挙に出たのが2000年6月のこと。ですから、その内情は私がよく知っています。今でも鮮明に覚えているのが、私の衆院選対本部に当たり前のように統一教会の信者が入ってきたんですね。
選挙のことはズブの素人、生まれたことも育ったこともなかった「落下傘候補」の私は、何か地元の県議、市議等にモノが言える立場ではなかったのですが、「それだけはだめだ!」と、当該信者を私の選対から排除したことがありました。だから、よく覚えているのです。
その二年後に、山際氏はその地で自民党から選挙に出るわけですから(当時の選挙区は横浜市青葉区と川崎市宮前区でした)、彼は、そうした「排除」ができず、当選のために受入れたんでしょうね。
ということは、今の私の選挙区(神奈川8区/青葉区・緑区)でも、旧統一教会はしっかり根をはっているということですから、山際さんに限らず、この地の自民党議員は、しっかり説明責任を果たしてもらわなければいけませんね、どうでしょう。
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