「サハリン2」無償譲渡 日本のエネルギーにどう影響?https://t.co/ohu1jPdOPU
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 1, 2022
次の動画は今年4月13日の財務金融委での私の質疑。
サハリン1、2のエネルギー安全保障上の重要性ばかりを言い募り、制裁の対象とはしないとする政府に対し、この時点で、プーチンが「非友好国」の出資を「接収」する可能性を指摘。「最悪の事態」を想定し、代替策を検討すべきことを提案。
と言うのも、ロシアには「前科」があるんですね。2006年9月に突然、サハリン2の工事承認を環境破壊を口実に取り消して、それを取引材料に露ガスプロムを参入(筆頭株主に)させました。
平時でもこういうことを平気でやる国ですから、日本企業参画のエネルギプロジェクトは今後、軒並み国有化でしょう。エクソンモービルやシェルはそれを見越して早々に撤退しました。
財務金融委でも指摘しましたが、こんなリスクのある国に、日本のエネルギー安全保障の一角(LNG輸入量の約1割)を委ねていることこそ、大問題でしょう。「アーク2」からも手を引くべきです。
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