ロシアのウクライナ侵攻...プーチンの正体と北方領土交渉の失敗
2022年2月26日 tag: 北方領土問題 ロシア ウクライナ
ロシアのウクライナ侵攻、こんな「力による一方的な現状変更」は絶対に許されません。日本は、クリミヤ半島併合時の腰砕けの制裁ではなく、G7と協調し、未曽有の制裁をロシアに課すべきです。
今回のことで、皆さんにもプーチンの正体がよくわかったと思う。
欧米のメディアは過去、ドキュメンタリー番組を制作し、あの「ロシア高層アパート連続爆破事件」(1999年/モスクワ等で300人近い死者を出した爆弾テロ)に、当時、首相だったプーチンが係わっていたと断じた。
当時、エリチィンに抜擢されたものの、まったくの無名だったプーチン首相が、それをチェチェン武装勢力の仕業とし、戦争をしけることでロシア国民のナショナリズムに訴えた。これが効を奏し、国民的人気を得た彼を大統領に押し上げたのだというのだ。
クリミヤ併合や今回のウクライナ侵攻に見られるとおり、プーチンに「法と正義」が通じるわけがなく、その彼を相手に北方領土交渉を行って「手玉」にとられたのが安倍晋三という日本の政治家だった。
上の動画は、一月前、1月26日の予算委での私と岸田首相のやりとりです。
冒頭は、そのロシア軍事侵攻の場合の「強い行動」=制裁の話。
そこから、「二島のみ返還(二島先行ではなく)」に舵を切った安倍元首相の外交上の大失態を指摘するものです。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.