コロナ提言②「水際対策の強化・徹底を!」
2021年5月 3日 tag:
日本は島国なのに、どうして台湾やニュージーランドのように変異株の侵入を防げなかったのか。
それは当初、英国変異株の脅威が指摘されていたにもかかわらず、菅首相が「技能実習生の受け入れを継続したい」「ベトナム、中国に太いパイプを持つ二階幹事長に配慮」したため水際対策が遅れ、禁止したのがやっと1月14日のことだったことが大きい。
この間、年末年始に変異株が流入し、感染拡大を招いた。その後も、帰国者や在留外国人でも1回のPCR検査だけで、しかも自宅隔離でお終い。守らなかった人も大勢いたと聞きます。
そこで提案。成田や羽田のホテルは閑古鳥が鳴いているのだから、政府で借り上げ、全ての入国者を10日間隔離し、1日目、6日目、9日目にPCR検査を実施。台湾、ニュージーランドなどでやっているやり方です。
さすがに政府は、日に30万人以上の感染者が出ているインドからの水際対策強化をこの5月1日から実施。入国者には検疫所が確保した宿泊施設で待機し、入国から3日目に検査。陰性でも入国から14日間が経過するまでは自宅などで待機することを求めました。遅すぎますね。
(参考)以下のこれまでの措置が「ザル」(1月14日以降)
政府は、すべての日本人と在留資格を持つ外国人に対して入国後14日間は公共交通機関を利用せず、自宅や宿泊施設で待機するよう誓約書。また、スマートフォンのGPS機能などで位置情報を保存し、保健所などの依頼があれば提示。違反した場合、検疫所が用意した宿泊施設に留置。
さらに、外国人の場合は、氏名や国籍の公表に加え、在留資格の取り消しや強制退去処分を受けることもありえるとした。
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