消費減税、所得税ゼロの検討を・・・4~6月期GDP、年率27.8%減 過去最大の落ち込み
2020年8月23日 tag:
かねて予想していたとおり、この4月~6月期のGDPは、あのリーマンショック時をはるかに超える大幅落ち込みとなりました。
今の日本の経済は、元々「基礎体力」が衰えていたところに「疫病」が襲ったという構図です。昨年秋の10%への消費増税で「基礎体力」が衰えていたところに、コロナウィルスという「疫病」が襲ったのです。
その証拠に、このコロナ感染が起こる前の昨年10月~12月のGDPは、年率で▼7.1%も落ち込み、GDPの6割を占める実質消費支出も▼10.6%下がりました。そこに「泣きっ面にハチ」ではないですが、コロナウィルスが襲ったのです。
したがって、その対策は「短期」「中長期」と両面作戦でいかなければなりません。「短期」が目の前の危機をしのぐ「対症療法」で、言うまでもなく、今、政府や与野党が実施している「現金給付」や実質的な「損失補償」等々のコロナ施策です。
そして、「中長期」、「基礎体力」を回復させる施策が、「消費減税」や「所得税ゼロ」なのです。この両面の政策を今から打たなければ、この「恐慌」は決して克服できないでしょう。 #所得税ゼロ #消費税 #減税
(所得税ゼロ)
年収一千万円以下の世帯の所得税を一年間ゼロにする。これで国民の85%をカバーでき、所得税減収幅は35%にとどまる。つまり、約7兆円(所得税収19兆円)の財源で実現可能。
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