早急に「観察研究」の運用拡大を!・・・安倍首相「アビガン使用をできる限り拡大」(記者会見4月7日)
2020年4月11日 tag:
アビガン。副作用があり、妊婦等には使用できないという制約はありますが、れっきとしたインフルエンザ処方薬として認可されています。
今は平時ではありません。この瞬間にもコロナ感染で亡くなっていく方がおられます。国民の一番の不安はコロナに治療薬がないこと。少しでも効くなら、なんとか使える道はないものか。
「観察研究」という制度があることがわかりました。今は、重症患者に医師の判断と当該病院の倫理委員会の承認、患者の同意があれば処方されています。王道は「治験→申請→認可」という手続きを踏むことですが、いつになるかわかりません。その間にも多くの死者が出るのです。
安倍首相も「使用を拡大」と言うなら、その方策を示していただかなくてはいけません。アビガンは、軽症には効くが重症化すると効かないとも言われます。
軽症段階でも処方するとか、特に今、コロナとの戦いに防護策も不十分に携わっておられる医療従事者、その病院や診療所にアビガンを配布(今は厚生労働省だけに備蓄。備蓄だけ増やしても使用しなければ意味がない)し、いざという時に処方する、そうした運用改善を政府に強く求めていきたいと思います。
あさって月曜日に、決算行政監視委員会で質疑に立ちますので、その場でも政府に問い質してまいります。
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