予算委9/30 論戦④・・・所得税/金融所得課税の強化
2016年10月15日 tag:
俗にいう「金持ち優遇税制」の見直し、所得税改革について述べます。
今、おかしなことに、年収一億円を超えると所得税負担が減少するという実態があります。(下記のパネル参照)
なぜかというと、富裕層ほど株や土地取引の所得が多くを占めていて、こうした所得には低率の分離課税が適用される。とくに、株取引への課税は税率20%という優遇税制。欧米では20~40%が通常(英:28%仏:31.1%独26.375%米NY:32.726%)で、日本の税率が最も低いと財務省も認めています。
この年収一億円を超えると所得税負担が減少するという不公平、不公正な実態を是正するため、金融所得課税を総合課税にしたり、分離課税の税率を現行の20%からさらにあげていくことを検討すべきではないでしょうか? 5%上げると約1兆円の増収があるとの試算もあります。
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