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予算委9/30 論戦①・・・公共事業の使い残しが年間2兆円!

2016年10月 7日  tag:

 民進党は「人への投資」(社会保障の充実)を言うが、財源がないじゃないか!民主党政権の時はそれで失敗したのではないか!と、よく安倍首相、自民党から批判されます。

 ならばと予算委で私が提示したパネルが下記のもの。これを見ていただければ歴然ですが、公共事業は安倍政権になって、補正予算を含む決算ベースで年間10兆円にまで膨れ上がりました。それまでの5兆円の倍もの額です。

 震災対応等である程度増額するのはやむをえないとしても、あまりにもばら撒いたため「消化不良」を起こし、なんと毎年2~3兆円も使い残している。

 こんなお金があったら、一体、いくつの老人ホームや保育園が建てられるというのでしょうか。介護士や保育士の給料を何万円上げてあげられるというのでしょうか。

 こうした「無駄遣い」は温存しながら、安倍総理は、消費増税10%を先送りした財源を工面するため、あろうことか、総合合算制度(低所得者の医療や介護の負担上限を設ける制度)を切って4000億円、低年金者の月々5000円の給付金も切って5600億円。全く理解できない!

 折しも、二階俊博さんが自民党幹事長になりました。彼は、先日の代表質問でも「国土強靱化」に5回も言及して安倍晋三首相をただした。「国土強靭化」とは10年間に200兆円の公共事業。安倍政権はこれを忠実に実行に移しているんじゃありませんか?

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