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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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みんなの党 2010年10大ニュース

2010年12月27日  tag:

 2010年の年末も押し詰まってきたので、恒例の「10大ニュース」をやってみよう。もちろん、みんなの党の、だ。

 第一位は、文句なしに「みんなの党、参院選躍進!」だろう。

 おかげさまで、組織もお金もないみんなの党が、国民一人一人のご支援の積み重ねだけで800万票、10議席をいただいた。選挙の常識からは「奇跡」のようなものだ。この結果、卑近な例としては、控室として、参院では衆院よりも格段大きな部屋が国会内に割り当てられ、そこで国会開会中、毎週木曜日、定例で参院議員総会を開き、一同の結束を固めている。

 第二位は「みんなの党、議員立法続々提出」だ。

 この参院選の結果、現有1議席(川田龍平議員)を加えて11議席となり、参院ではみんなの党単独で議員立法が提出できるようになった。この議席をフル活用して、先の臨時国会では早速、8本の議員立法を提出した。ただ残念ながら、そこは少数野党の悲哀、なかなかメディアでは取り上げてもらえなかったが、こうした地道な努力は必ず将来報われると信じている。今後とも国民からいただいた負託には、こうした形でしっかりと応えていきたい。

 第三位は「新執行部選出、船出」だ。

 みんなの党は、どこかの政党と違い、衆参一体の党運営・国会運営を旨としている。その意味で、参院独自の会長や幹事長、政審会長等は置かず、参院からは、水野賢一氏を幹事長代理・参院国対委員長に、各参院議員を政策調査会副会長に選任し、衆参一糸乱れず行動してきた。こうした体制は今後とも維持していきたい。

 第四位は「次期衆院選、統一地方選に続々候補者擁立」だ。

 まさにこれが幹事長としてのメインの仕事だが、次期衆院選では少なくとも100人以上の擁立を図り「絶対的キャスティングボート」を握ることが目標としている。先の参院選の得票で計算すると、みんなの党は「比例で25議席」。この比例議席をさらに上積みするとともに、現在、渡辺、江田しか勝っていない小選挙区での勝利も重ね、最終的には40~50議席をうかがいたい。そうすれば、民主、自民の大幅過半数割れが実現し、みんなの党が求めるアジェンダを呑んだ方と政権を組むという図式が生まれる。

 また、地方選も、みんなの党の基盤をつくる、草の根を生やすという意味で極めて重要だ。これまで、鎌倉市長選、逗子市議選、松戸市議選、茨城県議選等々と、それなりに躍進しているが、来春の統一地方選では更なる大躍進を果たしたい。おかげさまで、東京、神奈川を中心に有為な人材が続々みんなの党に集結してくれている。問題は、都市部以外の地方だ。我こそはいう人は、これからでもどしどし応募してほしい。

 第五位は「参院選挙制度改革案を議長に提出」だ。

 先日、西岡参院議長案が出たが、これは選挙区選挙を廃止し、比例代表選挙を基本に全国を9ブロックにわけるという案で、みんなの党案と共通する部分が多い。ただ、肝心の定数削減に踏み込んでいないばかりか、衆院が比例11ブロックであることからして分かりにくい。みんなの党は、100議席に定数を大幅に削減し、ブロック数は、将来の道州制をもにらみ、また、衆院ブロックと同じの11ブロックとしている。いずれにせよ、一票の格差是正という観点からも、来年の通常国会で本格的に議論される重要案件だ。

 第六位は、「問責決議案提出で政府の責任を厳しく追及」だ。

 参院で11議席ということは、法案だけでなく決議案提出も可能となる。この権限を使って「仙谷官房長官問責決議案」を提出。尖閣問題で一連の事態を主導し、かつ、度重なる失言、暴言を繰り返した仙谷氏の責任を追及して決議案を通した。なお、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏の釈放決議案も出したが、中国大使館の強力なロビーイング活動もあって、こうした当たり前の決議案ですら、民主、自民他各党からは一顧だにされなかった。ちなみに、米国下院では圧倒的多数で同趣旨の決議案が成立した。この辺に、まだまだ国会の、人権感覚の未成熟ぶりがうかがえる。

 第七位は、「議員歳費の日割り法成立」だ。

 これは、みんなの党が主導して成立させた。そういう意味では「クロス連合」の一つの成果だ。参院選当選者が6日間しか働かないのに一ヵ月分の給料をもらえるのはおかしいとの国民の声に応え、夏の国会ではとりあえず自主返納させる法案を成立させたが、その後、秋の臨時国会で本則改正し、衆参にかかわらず今後は議員の歳費は日割りで支給するという、民間なら当たり前の制度になった。

 しかし、「国会議員が自ら身を切る」という趣旨で、みんなの党が提出した「歳費月額3割カット、賞与5割カット、今年の賞与は全額自主返上」という法案は、民主、自民他各党からは見向きもされなかった。菅首相は、代表選後の会見で「衆院定数80減」を打ち出したが、その後検討もされず、その代案として岡田幹事長が提案した「歳費月額1割カット」も、民主党内で反対が多く国会に提案もされなかった。民主、自民とも、問題がこと自分のこととなると如何に改革に消極的かを証明するような事案だろう。

 最後に、みんなの党所属議員の話題を三つ。

 第八位は「渡辺喜美氏、総理にしたい政治家№1に」。

 7月の時事通信社の世論調査で「次期首相にふさわしい人物」に、みんなの党の渡辺喜美代表が11.4%でトップになった。「参院選で躍進したみんなの党と渡辺氏への期待を反映したもの」という。その後も、この種の調査では、渡辺代表は常にベスト3、五本の指に入っている。その「ぶれない姿勢」「切れ味鋭い言辞」等が要因と考えられる。

 第九位は「柿沢未途議員、国会の質問王に」だ。

 参院選直後の国会でもそうだったが、秋の臨時国会における委員会質問でも、彼は14回でトップ。ちなみに、その次は阿部知子議員(社)で8回、江田康幸(公)、笠井亮(共)、佐藤茂樹(公)3議員が7回で続いている。柿沢議員の場合、ただ質問回数が多いというだけでなく、すべて自分の足で稼ぎ自分の頭で考えた質問で、その証拠に、そのうちのいくつかはメディアでも取り上げられた。多くの議員が新聞報道の受け売りで質問しているのと好対照だ。「よく頑張ったで賞」をあげたい。

 第十位は明るい話題で「山内康一代議士結婚!」だ。

 その純愛路線は某週刊誌にも取り上げられたほど。初めての出会いは大学の入学時という。その後、紆余曲折はあったようだが、特に、新婦の一途な思いが「紅顔の美少年」山内議員に通じたらしい。新郎37歳、私の記録(44歳で初婚)を破ることはなかったが、その可能性のある候補者として、まだ第九位の柿沢議員(39歳)がいる。

 以上、独断と偏見で「10大ニュース」を選んでみた。もっと重要な項目が抜けおちているかもしれないが、そこは短時日での選定でご容赦願いたい。来年はどんな「10大ニュース」となることやら。それでは良いお年をお迎えください!

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