さあ、いよいよ本格国会論戦だ・・・『法案の嵐』作戦
2010年10月11日 tag:
いよいよ、今週から国会での論戦が本格化する。私も、13日(水)16時半から予算員会で質問(NHK放映)に立つ。菅政権の「有言実行内閣」の虚構を突くつもりだ。
どうしても我々小党は、国会が開かれないと埋没気味になる。メディアの関心も民主、自民の二大政党に行きがちになるからだ。それが国会で意味のある議論ができれば、取り上げざるを得ない。要は中味の問題となってくるのだ。その意味で、菅政権の「突っ込みどころ」は満載だ。
みんなの党は、この国会で10本前後の議員立法を提出する予定だ。おかげさまで参院で11議席を擁しているので、この法案提出は参院を通じて出すことになる。法案提出には、少なくとも1人の提案者と10人以上の賛同者が必要になるからだ。
主な法案は、我が党のレゾンデートルである「公務員制度改革法案」(自民と共同提出)、政治主導確立のための「国家戦略局設置法案」、デフレ脱却のための「日銀法改正法案」、郵政民営化逆行法案に対抗するための「民営化促進法案」、「特別会計の見える化法案」(剰余金や準備金等の明確化)、「国会議員の歳費削減法案」などだ。
そして、こうした議員立法を通じて、政策課題をどんどん表(平場)に出し、白日のもとに国民に見える形で議論し、最終的には国民の皆さんにその成否を判断していただく、軍配を上げていただくという、オープンなプロセスを実現させたい。机の下で手を握る旧来の国対政治はもうやめる。我々は「クロス連合」と言っているが、政策課題(アジェンダ)ごとに一番近い政党と手をくんで、与野党を問わず多数派を形成して通すやり方をしていくのだ。
その意味では、参院で与野党逆転したことが大きい。国会運営の要、議院運営委員長は野党が取り、その過半数を野党議員が占める委員会が大部分だ。与党民主党も、これまでのような横暴な国会運営はできない。
先の国会での、「歳費の日割り法案」は、そのリーディングケースだった。まっ先に我々が声をあげて議員立法し、民主党、自民党、公明党等に申し入れ、成果を出した。この国会でも、国民が期待する、政策を前に進める、成果の出せる国会に是非していきたいと思う。
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