「半沢直樹」、社会現象・・・「やられたらやりかえす!倍返しだ!」
2013年9月23日 tag:
「半沢直樹」、すごいですねえ! 視聴率が40%近く。堺雅人さん演じる銀行員、半沢が、メガバンクを舞台にトラブルや陰謀に立ち向かう物語。私も妻や子供たち(龍と翔)に散々言われて途中から参戦しましたが、たしかに面白かった。と思ったら、もう最終回。なんでそれまで見なかったか、後悔!
今では「やられたらやりかえす!倍返しだ!」が世間ではやっているようです。やはり、大和田常務のようなワルは、どの組織にもいるということでしょうか?ただ、最終回、ドラマの世界だけでも「正義は勝つ!」「悪は駆逐する!」という結果になってほしいものだと見ていたら、う~ん、何ですか? この結末は。不正をはたらいた大和田常務は取締役への降格のみ。半沢は子会社への出向。世の中の不条理を表してみたのか? 不完全燃焼で次のシリーズ、または映画化で引っ張ろうというテレビ局の魂胆なのか?
まあ、しかし、冷静に(冷静じゃなくても)考えれば、「やられたらやりかえす!倍返しだ!」は、昔の「ハンムラビ法典」の世界、「目には目を!歯には歯を!」ではあるまいか。江戸時代の「仇討ち」と言ってもよい。近代刑法では「自力救済」といって禁止されているものですよね。
下の翔(8歳5カ月)までがテレビを見ながら「やられたらやりかえす!倍返しだ!とつぶやいているのを聞くと、親として「教育上どうなんだろうか」とつい思ってしまう。んですよねえ..。考えすぎか?
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