翔の隠れ家
2010年8月16日 tag:
子供の頃は、誰しも秘密の隠れ家を持ちたがるものだが、翔(5歳4カ月)も例外ではない。
ただし、翔の場合は自宅の中だ。うちには和室に2m程度の大きな姿見があるのだが、その裏側、ちょうど壁とその姿見を支えている脚の空間(隙間)が格好の隠れ家になっている。「ん、翔の奴どこだ」と思って探すと、決まってそこに入って「おままごと?」をしているという場合が多い。
その「隠れ家」にはガラクタ(失礼!)、いや翔の宝物がいっぱい詰まっているのだ。背が小さい時に使っていた踏み台を机代わりに、鍋やフライパンもどきのようなものが置かれ、そこには貝や小物がいっぱい詰まっている。鏡や犬のぬいぐるみも。5歳の子供にとっては、はじめてできたown world。誰にも侵害されたくない「聖地」のような場所らしい。
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