男の子にとって、コマという遊び道具は、いつの時代も不可欠の、通過儀礼的なものなのかもしれない。
こどもの遊びについては、ここでも書いてきたが、成長とともにめまぐるしく変わる。今、龍(7歳7ヶ月)たちが熱狂的に競っているのが「ベイブレード」での勝負だ。
ベイブレード?何のことはない昔でいう「べーゴマ」で、それを現代風に改良したものだ。戦後の高度成長期、子供の「三種の神器」といえば、メンコ、ビー玉、ベーゴマだった。私も、「パッチン」「ランチン」「コマ遊び」「(岡山での呼称)に遊びほうけたものだ。
でも、昔はもっと素朴だった。時代が変わり、子供達の遊びはどんどん贅沢になっていく。これで良いのか悪いのか。
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