「かみなりさん」「ごろごろさん」。
私もそうだったが、雷は子供心に本当に恐いものだ。
最近も豪雨で、積乱雲も多く発生するらしく、何度も近所に雷が落ちる。
その度に、龍(6歳10ヶ月)も翔(3歳4ヶ月)も泣きべそ寸前の状況になる。実は、パパも、子供の頃、雷が一番恐かったんだ。
よく布団を頭からかぶって、雷が通りすぎるのを待ったものだ。
やはり、実際、落ちる、大音響が響く、という点が恐怖心をあおるのだ。
最近では、「鬼さんがくるよ!」と言っても一向に驚かない二人だが、「かみなりさんが来るよ!」というと表情が一変する。
「良い子にしてたら、かみなりさんは来ないよ」
「今度、かみなりさんに何で怒っているのか聞いておくよ」
「やっぱり野菜を食べないから怒ってるんじゃない」とか、ここぞとばかりに「かみなりさん」をダシに躾る。
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