「三食昼寝付き」などと失礼なことを言ったが、専業主婦の子育ての悩みは深い。
あざみ野アートフォーラムの子育てサークルでのこと。
専業主婦の皆さんと懇談する機会があったが、私が「少子化対策」として経済的支援や仕事をする環境作りの重要性を述べると「それより専業主婦の存在意義、社会的意義を認めてほしい」。
旦那の帰宅はいつも遅く、帰ってきても当然「ご苦労さん」の一言もない。
いったい自分は何なんだろう、ということでノイローゼや鬱になる場合もあるという。
確かに子供と密室で二人きり、自分の時間も持てないでいると、そのうち虐待に及ぶ場合も最近は多いという。
子育ては国の基本。
主婦の皆さんが子育ては楽しいと感じながら、自己実現もできる社会的環境作りが必要だろう。
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