IR誘致推進派の方々へ・・・IR(カジノ)の弊害を考えない地元経済界
2021年7月 3日 tag: 横浜カジノ IR
「IR誘致推進を」 横浜中心部の経済人有志、林市長に賛同ー(2021/06/30神奈川新聞)
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-557589.html?fbclid=IwAR2ne1iAGX6cRP8ZtZ7zwGlygL7aUqRZM6e887mOBtd3i5oIPc1XIZs4XSs
どうしてこの方々は、目を覚ましてくれないのだろう。ご自身の身に降りかかってくる話なのに。私は、2年ほど前、一軒一軒、元町商店街を回り、中華街事務局にも寄って、IR(カジノ)の弊害を説明したのに。
昔、大規模小売店舗(例:郊外型大型スーパー)が進出する時には、自民党はじめ地元商店街の皆さんは声高に反対を叫んだのに。大型店に客を吸上げられて地元商店街は「シャッター通り」になったのに。
IR(カジノ)を「人寄せパンダ」ぐらいにしか見てない証拠だろう。ニューハンプシャー州政府がカジノ誘致を断念したのは、この「共食い現象」だった。地元経済から4割~6割の消費を吸上げる。地域振興どころか「地域衰退」への道だと。
横浜で言えば、元町商店街や中華街で買い物や食事をしていた客がIRに吸上げられる。そうIRにはレストラン街やショッピングプラザ等々何でもあるのだ。
ディスニーランドは私もよく行ったものだが、そこですべてが完結し、わざわざ浦安の街に出て、食事や買い物はしなかった。皆さんもそうでしょう。IR(カジノ)もそれと同じ。客を囲い込んで外には出さない。カネはすべてそこに落とさせる。
「後悔、先に立たず」。今からでも遅くない。カジノ反対で我々と足並みを揃えるべきだ。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.