ミャンマー軍事政権に毅然とした対応を!
2021年3月28日 tag:
ミャンマー国軍、91人殺害 トップはクーデター正当化 https://t.co/7Uk2yzpQgN
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 27, 2021
こういう残虐行為を目の当たりにしても、毅然とした対応ができないのが日本の常だ。ミャンマーに限らず、中国やロシアに対してもそうだ。
その背景には、外務省の「事なかれ主義」がある。そして、菅首相も含め、政治家にそれに対抗するだけの外交経験も見識も国際政治の相場観もないからだ。
ミャンマーと言えば、日本は先進国で最大の援助国だ。菅首相も茂木外相も、口では「日本とミャンマーには太いパイプがあり、今、軍事政権にも働きかけているところ」と言うが、まったく効を奏していないことは、連日の市民の殺戮で明らかだ。
外務官僚は、他の霞ヶ関官僚も多かれ少なかれそうだが、まずは何か新しい対応しようとすると問題点ばかりが頭に浮かぶ。特に、外務官僚は、伝統的に日本より所管の相手国優先の指向が強い。米国への対応が典型だろう。
ここまでくれば、年間1兆数千億円にものぼるODA(経済協力)を止める覚悟で軍事政権に圧力かけるべきだろう。中国にミャンマーをとられるなんて言っている場合ではない!
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