横浜市広報の「ウソ」と「真実」③・・・依存症や治安悪化などの対策は考えているの?
2020年12月 2日 tag: カジノ 横浜IR
③カジノができるけれど、依存症や治安悪化などの対策は考えているの?広報よこはま特別号
(ウソ)
のめり込みや犯罪防止のため、カジノには入場制限や国による事業者の徹底的な調査など、世界最高水準の規制がかけられています。
日本が参考としているシンガポールでは、IRができた後も犯罪や依存症は増えていませんし、家族連れ、女性が安全に安心して楽しめるリゾートになっています。これらを参考に国や県警などと一緒にしっかりと対策を行っていきます。
(真実)
「週3回(月10回)まで入場可」の日本の規制のどこが「世界最高水準」なのでしょうか?週3回もカジノに行く人はもう立派な?カジノ依存(中毒)症でしょう。
我が国は、すでにパチンコ等で依存症患者が多い(320万人・成人の3.6%・仏1.2%伊0.4%独0.2%)とされていますが、カジノはパチンコの比ではなく(賭け金の桁、24時間営業等)、依存症患者が飛躍的に増大する懸念があります。
外国では外国人しか入場できない規制をかけているカジノも多く、韓国では「内国人利用可のカジノ」は「公営」に限り、手軽にカジノを利用できる周辺の地域住民は月1回しか入場できません。また、大都市から車で2.5時間以上という設置基準も設け、日本より厳しい規制をしています。日本では、横浜や大阪といった大都市がすでに誘致を表明しており、また、当然、日本人の利用をメインにすえています。
シンガポールで「IRができた後も犯罪や依存症は増えていない」のは、政府が国内人の利用を年々制限し、今や外国人専用といってもいい状況になっているからです。これもカジノ誘致で高まった依存症等の対策のためです。
「家族連れ、女性が安全に安心して楽しめるリゾート」と言いますが、それを「誘い水」に幼少期からカジノに親しませ、将来の「カジノ予備軍(カジノ漬け)」を育成させるための手立てなのです。
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