いつか、「虹の橋」で
2020年10月15日 tag:
知人の犬、チョコちゃんが死んだ。今時めずらしいスピッツで齢20歳!(人間でいえば110歳?)だった。
幼少の頃、スピッツ(名前はトミー。ただしメス)を飼っていた私は、事務所に散歩に来たチョコちゃんを見る度に、その頃のことを思い出したものだ。
納屋で五つ子を産んで、一つだけ赤ちゃんの袋が破れず、産後直後で気の立ったトミーの間隙をぬって私が袋を破いてあげたこと、いつも小学校から帰ると、その5匹の子犬がころがるように私に走り寄ってくるので5匹まとめて「コロ」と名付けたこと。そのうちの一匹(私が袋を破いた)の鼻が白く特に可愛がったこと。
そして、ある日の朝起きると、トミーが鎖をひきちぎって二階への階段の途中で死に絶えていたこと。その前から病気で苦しみ、そのあまりの苦しみに二階で寝ていた私のところへ必死に来ようとしたのだろう、、、。木のリンゴ箱にトミーの好きなものを入れて裏山に埋めた時、「もう二度と犬は飼わない」と泣きながら子供心に誓ったものだ。
写真は、チョコちゃんを火葬した時、まさにその時にひろがった雲だそうです。こんなこともあるんですね。まるでチョコちゃんが空を駆けているようではありませんか!(合掌)
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.