週刊文春完売・・・森友問題、自殺職員の遺書公開「すべて佐川局長の指示です」
2020年3月21日 tag:
週刊文春、久しぶりに「完売」だそうです。それだけ、忘れかけられていた森友問題にも、まだまだ国民の関心が高いということでしょう。
なせか。これだけの公文書改ざんをやっているのに、誰一人犯罪に問われていない、そして、こうした現場で苦しんでいた人だけが自殺に追い込まれた。こういう理不尽なことは許せないという思いからではないでしょうか。
森友問題では、1000ページに及ぶ交渉記録と3000ページもの決裁文書が、国会での追及でやっと公開されましたが、たった一つ、肝心要の、2014年4月28日の記録だけが「ない」のです。
この三日前に昭恵夫人が籠池氏と会い、「いい土地だから前に進めてください」と言い、その時一緒に写した写真を籠池氏が近畿財務局に見せた、ここまでは明らかになっている。しかし、その面談記録だけが、何度、財務省に迫っても「ない」のです。おかしいと思いませんか?
そう、この「日」(2014年4月28日)が、この問題のターニングポイントだったのです。近畿財務局はその頃、この交渉を打ち切ろうとしていた。しかし、この日を境に籠池氏が「神風が吹いた」と言うように、トントン拍子に話が進んでいくのです。
この記録が出てくれば、安倍首相、夫人、または財務省に深刻な打撃を与える。そう考えて「廃棄」または「隠蔽」したとしか言いようがありません。
加計問題もそうですが、政権交代すれば、これらの問題は、白日の下にさらけ出されることでしょう。
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