目からウロコの財政学講座⑥・・・増税先送りは無責任という人へ
2016年6月27日 tag:
いやあ、市場は正直ですね。
日本は借金が1000兆円超でGDPの二倍、「もうあとがない!」「待ったなし!」と不安を煽って増税への道筋をつけようと、財務省や御用メディアは躍起ですが、それが非常識なのは、昨日来の相場が証明してますね。
それはそうでしょう、彼ら市場は「切った貼った」「儲かるか儲からないか」、真剣勝負ですからね。単なる財務省の「プロパガンダ」とは覚悟のほどが違う。
今朝の朝刊から見てみましょう。ますは読売新聞。
「英国のEU離脱の是非を問う国民投票を控え、東京債券市場では安全資産とされる国債が買われ、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の利回りが一時、マイナス0.210%まで低下し、五営業日連続で過去最低を更新した。」
次に日経新聞。
「先進国では安全性が高い国債へ資金が流れ込んでおり、日本でも国債利回りは連日、過去最低を更新し、プラス金利の国債は全体の2割弱まで減った。離脱ならさらなる低下が見込まれる。」
日本国債がデフォルト(債務不履行)するとか、暴落するとか、ここでも言っている人がいますが、そんな危ない国債なら市場は買いません!
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