派遣法に反対・・・but巨大与党に「同一労働同一賃金」呑ませる
2015年6月12日 tag:
審議拒否は、国会議員の責務放棄で、よほどのことがない限り許されない。
派遣法に問題があるなら、民主党他の野党も、維新のように厚生労働委員会に出席して、その論陣を張るべきだろう。
「漏れた年金問題」はたしかに揺るがせにできない大問題だが、それとこれとは事柄が違う。年金問題も、維新が主張し実現したように、厚生労働委員会での集中審議をし、政府に対応を迫るのが国会議員の務めだろう。どうも相変わらず民主党も共産党も「反対のための反対」「審議拒否」の野党を続けるようだ。
維新は、派遣法には大いに問題ありということで採決では反対する。しかし、問題を少しでも前に進めるために、「同一労働同一賃金」の原則を、修正協議で不十分ながら、この巨大与党に呑ませたのだ。
民主党のように審議拒否、ただ反対では、物事はすべて与党ペース、数の力で与党の原案どおり、さらに問題の多い法案が可決・成立するのがオチだっただろう。
本当にそれで良かったのか?! 皆さんでよく考えてみるべき問題だと思う。
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