「政党」と「会派」・・・何と国会の慣例とやらは!
2013年12月15日 tag:
一般の人はわからないと思いますが(最初は私もわからなかった)、国会には「会派」という制度があり、あくまでも、その活動単位は「政党」ではなく「会派」なのです。
具体的には、「民主党・無所属クラブ」という会派があり「民主党」ではありません。要は、民主党議員に無所属議員も加わって「会派」を組んでいるのです。国会の冒頭、本会議での代表質問、予算委での総括質疑等に立てる立てない、立てたとして質問時間何分?は、すべて、この会派の数で決まるのです。
今、旧みんなの党代表は、我々が新党を結成しても、その会派(みんなの党は政党と会派は一致)から我々離党組を離脱させないと言っているそうです。
そうなると、我々は、いくら新党を結成しても、国会活動は「みんなの党」会派になり、相変わらず、渡辺喜美さんが代表、我々はその傘下に入り、私もその他の議員も、代表質問や予算委質疑ができないということにもなりかねないのです。
これは明らかにおかしい! ということで議院運営委員会というところで先般議論され、「会派離脱」は「本人の意思を尊重する」ということになりました。ですから、是非、渡辺代表には、みんな会派から我々を離脱させてほしいのです。あくまでも手続き的には「会派離脱届」は渡辺代表から提出、となっているのでお願いするしかないのです。
ただ、「本人の意思」を明確にするため、我々離党組14名は、明日、衆参の事務局に「会派離脱届」を出しにいこうと思っています。おそらく受理はされないと思いますが、身を挺して「離脱の意思」を明確にするためです。
旧みんなの党はどう応えるか!? 国民注視の中で、またまた「不毛な争い」にならないよう祈っています。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.