みんなの党、参院では3議員が造反・・・特定秘密保護法案成立
2013年12月 7日 tag:
昨日は、深夜まで特定秘密保護法案をめぐって与野党の攻防。本当に、国民からみれば「何やってんだ!」という目で見られてるんでしょうね、国会は。
今日の朝刊でも報道されていたように、「みんな迷走」「立ち位置がぶて続ける」「最もぶれたのはみんなの党」「渡辺代表のはじめに賛成ありきの修正が要因」等々、衆院段階では「我々の修正がほぼ受入れられた」と胸を張り「賛成」したのに、世論の盛り上がりと自民党からはしごを外されたことで「退席」ですから、こうした批判はやむをえないでしょう。
そんな中で、みんなの党では、衆院に続き、三議員が造反しました。各人がメディアに答えている概要は以下のとおりです。
(寺田典城議員)
知る権利と特定秘密というのは両立すべき。それが全然成りたっていない。これを通してしまったら、国民、国家にとって利益にならないという信念です。
Q:執行部に問題。
11月14日に代表が安倍総理と食事をした。すり寄ったと言われても仕方ない。あれがなかったら今の法律は別の形になっていた。通らなかったかもしれない。野党も結束できたかも。ああいう形でブレるっていう党首は私はあまり信用できん。
(真山勇一議員)
私は反対。国民の心配、不安を解消するような修正も行われなかった。国民の知る権利、特に報道の自由、自分がメディアの仕事をはじめてから大事にしてきた。そこを一瞬で踏みにじられたという気がする。絶対に許すことができない。
(川田龍平議員)
私は薬害エイズの被害者として、こうした官僚によって恣意的に秘密が指定されるということを認めてしまったら薬害の被害を防ぐことができない。ここはしっかりと自分の信念を貫いて反対の立場を取りたい。
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