誰のための選挙制度改革か?・・・中小政党への配慮?余計な御世話だ!
2013年3月16日 tag: 選挙制度
「自公のご都合主義も目にあまる」(今朝の朝日社説)、その通りだ。自民党が決めた「選挙制度改革案」のことだ。
自民案は、衆院選の比例代表定数を30削減して150にし、このうち60議席を得票率2位以下の政党に優先的に割り振る。そう、連立を組む公明党への「あからさまな配慮」(同)だ。
みんなの党をはじめ中小政党への配慮とも言われるが、そんなものは「余計なお世話」だ。そもそも、なんでわざわざこんなわかりにくい選挙制度にするのか!まったく「有権者不在」としか言いようがない。選挙は政治家のためにあるのではなく、主権者たる国民のためにある。
みんなの党は、全国集計の比例代表制一本の制度を提案してきた。詳しくは下記のアドレスをクリックしてほしいが、これで一票の格差はゼロになる。定数も480→300に減らす。
最高裁で違憲判決が連続しているが、そもそも、格差が2倍までなら良くて、3倍ならダメなんて基準はない。島根に住もうが横浜に住もうが北海道に住もうが、投票価値は完全平等であるべきだ。男女や宗教や納税額の多寡で選挙権が差別されることが絶対に許されないように、「住所」で差別されることも許されるべきではないのだ。
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