みんなの党、参院議院運営委員会でキャスティングボートを握る!
2013年1月26日 tag:
国会に議院運営委員会という常任委員会があって、この委員会が本会議の運営方針をすべて決めます。衆参双方にあるのですが、その委員長は、議長、副議長についで三番目に偉いという位置付けです。
その参院議運委員会25人の過半数を与野党どちらがとるか、というせめぎ合いが行われていたのですが、めでたく、野党がとる、しかも、我がみんなの党が最後の1委員をとったことで達成されたのです。
つまり、これまで無所属の米長晴信参院議員が今回、みんなの党の会派入りをしてくれたおかげで、各会派の按分比例の機械的計算で、みんなの党の委員が1人から2人になったのです。これで、12対12の与野党均衡がやぶれ、みんなの党が各案件についてどう投票するかで参院本会議の方針が左右される、そう、目指していた「キャスティングボード」をまさに握ることになったのです。
これまで問責決議案や法案を出しても、「つるし」と言って本会議にかけてもらえなかったり、いやがらせを常に受けていましたが、これからは、どんな案件でも、与野党とも、みんなの党に相談しなければ決められなくなります。
ただ、こうした「力」は、常に国民本位に行使していきますから安心してくださいね。
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