やっと国会に「原子力調査特委」設置・・・半年以上前から国会事故調が提言
2013年1月25日 tag:
ベタ記事にしかならなかったが、衆院に「原子力問題調査特別委員会」が新たに設置されることになった。原子力安全委員会等原子力規制当局を呼んで、広く原発の安全性や再稼働等の問題を審議し、監視する委員会だ。有識者で構成する諮問機関も置く。
これは、福島原発の国会事故調(黒川清委員長)が半年以上前(昨年7月)から「国会に原子力関係の常設の委員会を」と答申していたものだ。それ以降、ほったらかしにされていたものを、今回、火曜日に行われた野党幹事長会談で私が特に問題提起し実現したもの。「国会の諮問機関の報告でありながら、それを国会が軽視することはありえない」と強く主張した。
思えば、この事故調、黒川委員長を国会にお招きし、その報告書について説明を聞こうと我が党が提案しても、それをことごとく反対して潰してきたのが自民党だった。過去の原子力行政の失敗を根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だというのが、その理由だった。
これからは、ここを足場に、徹底的に原発の安全基準づくりやその審査、再稼働の可否等について、みんなの党として提案、監視していきたい。ちなみに、我が党からの委員は、その国会事故調で事務局を務め、今回、はれて衆院議員に当選した椎名毅氏(弁護士/川崎市麻生区・多摩区)だ。
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