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なんとプーチン大統領が野田首相との会談に一時間半も遅れた・・・メドベージェフ首相の国後再訪が氷解

2012年7月 8日  tag:

今朝の日経朝刊の秋田浩之氏の署名入り記事(デジタル版で3日に配信。それを再掲)は特筆ものだ。日ロ関係の現状がよくわかる。
 要は、先月、G20時に行われた日ロ首脳会談。なんとプーチン大統領が野田首相との会談に一時間半も遅れたというのだ。こんな記事ははじめて見た。現地の記者連中は一体何をしていたのか!なぜ、こうした記事が一般紙上やテレビで配信されないのか!
 加えて、最近、この首脳会談で「北方領土問題の交渉を再活性化することで合意」という日本側発表が嘘であったことも判明した。後に、官房長官も認めている。
 そうこうするうちに、先般、メドベージェフ首相の国後再訪問が報道され、先の首脳会談の友好的な雰囲気から「なぜ?今」といった報道も賑わっていたところである。
 しかし、この記事で氷解した。プーチンになっても日ロ関係は冷え切ったままだったということだ。首脳同士の会談に一時間半も遅れるなんて、どんな事情があるにせよ、失礼千万だし、外交のプロトコル上もあり得ない。アラブの王様との会談であるぐらいだ(アラブでは会談が深夜に設定される場合があり、待たされ放題ということもある)。
 いつもながらの野田政権と外務省の「大本営発表」。それに追随する外務省記者クラブの連中。しかし、現実の北方領土交渉の進展はないどころか後退。もうコメントする気もないが、我慢ならないのであえて書いた。

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