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維新の会「船中八策」最新版発表・・・ほとんど「みんなの党のアジェンダ」

2012年7月 6日  tag:

 大阪維新の会が「維新八策」の最新版を発表したようだ。ほとんど首肯できる内容というか、我がみんなの党のアジェンダのかなりの部分を採用してくれている。まあ、ブレーンが共通しているのだから、当たり前と言えば当たり前の話だが。

 特に、「消費税の地方税化」は、「地域主権型道州制」の導入に不可欠で、3年前の結党以来訴えていることだ。数ヶ月前、我がブレーンの高橋洋一さんを派遣して十分説明した成果と言えよう。
 年金の「積立制度」への移行については、魅力的な制度として、現在、我々もコンピュータを駆使して計算中だ。「過去債務」「二重の負担」の扱いが問題となる。

 維新とみんなは連携するのか、とよく聞かれる。が、いずれにせよ、こうした基本政策のすり合わせが大事。「誰と誰が組む」とか「あいつは嫌いだから好きだから」の人間関係でやれば、それは90年代の再編の二の舞になる。当時は簡単に言えば「小沢好きか嫌いか」の再編。そんなことを我が党がやれば国民から完全に見放される。

 ちなみに、「ブレーンが共通」という点を説明すると、大阪府市統合本部の顧問を務める堺屋太一さん、上山信一さん、古賀茂明さん、原英次さんはみんな、私の友人、知人。堺屋さんは、私の通産省の大先輩で、みんなの党産みの親でもあり、橋下さんを府知事に担ぎあげた人でもある。古賀さんと原さんも通産省の後輩。公務員制度改革や原発エネルギー問題等での知恵袋。上山さんは、私が08年に「脱藩官僚の会」を立ち上げた時の発起人メンバー。橋下さんとは政策面で一心同体の関係。ここに最近、大阪市の顧問になった高橋洋一さんもいる。彼も「脱藩」の発起人で、今、一番、陰の維新の会ブレーンになっているのではないか。大阪市で人事制度の改革をやっている山中俊之さんも外務省脱藩組で会のメンバー。

 「脱藩官僚の会」とは、くわしくは私のHPを見てほしいが、「官僚国家日本を変えられるのは、官僚の手の内をよく知っている元官僚で親元の役所と完全に縁を切っている人」の呼びかけ集めてている。天下りしている元官僚や自民党に多くいる「過去官僚」なぞ論外だ。だって、選挙や生活の面倒を母屋にみてもらっている人が官僚政治を打破できますか?

 昨今の政治の体たらくを見るにつけ、おこがましいが、この国の政治を変えられるのは、こうした脱藩官僚たちだと痛切に感じている。現在、40名ほど在籍していて、年に数回、勉強会や食事会を開いている。「来るべき時」に備えて。

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