片山善博さん激白中!・・・「官僚の走狗」「低能」「地獄に落ちる」
2012年6月26日 tag:
片山善博前総務大臣の最近の激白がすさまじい。さすがの江田も「真っ青」の毒舌ぶりだ。今週号の週刊現代、先週号の週刊朝日に載っている。
例えば、「野田さんは官僚の走狗となり公約を全部かなぐり捨て公約してないことを実行」「よく表を歩けるなと感心。私にはできない」「あまりに低能」「とことん財務官僚の言いなり」「ペーパーを棒読み」「嘘あり、背信あり、何でもあり」「政治の基本をわきまえていない」「増税さえ認めてくれればあとは何でもいい」「次の選挙で地獄に落ちる」等々。
もうどうにもとまらない。これは内部告発であり証言だ。元々、拙著「財務省のマインドコントロール」(幻冬舎)も、片山氏の朝日新聞紙上(昨年秋)での激白に触発されたところが大きい。すなわち「野田首相や多くの与党議員が財務省にマインドコントロールされている。メディアも同じだ」「野田さんとは一年間(同じ閣僚として)付き合ったが、財務省が設定した枠を一切超えられなかった」「野田政権になって自民党政権に完全に戻ってしまった」等々。
今回は、その描写が生々しい。「野田さんは、閣僚が議論しなければならないときでも、いつも官僚がつくったペーパーを読んでいた」「閣僚会議でいったん合意したことを次の会議で平気で蒸し返す。おそらく役所に戻ったら、官僚に受け入れてもらえず、またペーパーを持たされ、それを閣議で読みあげていた」「さすがにある閣僚が『あんたは財務大臣なんだから、もっとしゃんとしなさい』とたしなめたこともあった」。
「復興」を人質に、増税を政治が決めるまで本格的な復興予算の作成を遅らせたのも、片山さんによれば、この野田さんと財務省。「罪、万死に値する」!
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