運命のいたずらか?・・・東電社長に広瀬氏就任
2012年5月 9日 tag:
東電社長に広瀬直己氏。実は、私の二十年来の友人だ。報道では、営業畑が長く「非主流派」のように書かれているが、私は、彼が将来社長になると思っていた。人柄は温厚篤実で柔軟な思考もできる人だ。
しかし、よりによって、このタイミングで東電トップに就任とは。とても「おめでとうございます」と言えるような状況下にはない。ただただ「お身体にはくれぐれもお気をつけてください」と申し上げるしかない。
さらに言えば、現在、原?子力安全・保安院長の深野氏、資源エネルギー庁長官の高原氏は、?私と通産省同期入省だ。同期と言っても親疎まちまちだが、彼ら二人とは特に親しかった。
今、東電の破たん処理と発送電分離等の電力再編自由化、大飯原発再稼働反対、原子力規制官庁の独立行政委員会?化を唱えるみんなの党幹事長として、数奇な運命を感じる。もちろん、政治家としては、こうした人間関係に惑わされることなく、国家国益のために行動していくことは当然だが。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.