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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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早急に特別委員会で連日徹底的な審議を!・・・消費増税法案/予算成立を受けて

2012年4月 5日  tag:

 消費増税法案を巡って民主党内の内紛が続いているようですが、我々みんなの党は、本来、踏むべき手続きや
プロセスを経ずに、やみくもに「増税一直線路線」をひた走る野田執行部とも、断固、国会審議の場で戦ってまいりますし、かつ、また「政策」というよりも「政局オンリー」、「反対のため反対」をしている民主党内の増税反対派、小沢グループとも明確に一線を引いて参りたいと思います。

 我々は、ご承知のように、政局とか反対のための反対をしているのではなく、みんなの党結党以来、「増税の前に
やるべきことがあるだろう」、まずはデフレから脱却し経済を成長路線に乗せていく、それによって税収を上げていくのが
今の国政の最優先課題だろうと。そして何よりも国会議員や役人が身を切る改革、そういうものを断行せずして国民に
負担を求める訳にはいかない。こういったことを一貫して訴えてきましたので、これからも引き続き、こうした立場で、
来るべき国会審議に臨んでいきたいと思っています。

 その意味では、本日(4/5)、今年度予算が成立しましたので、早急に国会に特別委員会を設けて、この「消費税増税
法案」を徹底的に議論すべきだと考えます。しかし、なにやら、民主党内の平和維持、融和のために、5月の連休明け
審議入り等の報道が出ていますが言語道断です。我々みんなの党は従来から一貫して、国会というオープンな場で、
平場で国民監視の下にこういった消費税増税という国家の大事については徹底的に議論すべきだと訴えて参りましたので、予算が成立すれば早急にそれ専門の委員会を設けて、しっかりと連日、かつ、十二分に時間をとって、この国の将来を左右する問題について議論すべきということを、各党各会派にも呼びかけて行きたいと思います。

 それにつけても、テレビや新聞等メディアの論調も、財務省の意のままになって、増税推進、やむなし論が大勢となっています。そして、我々のような「真っ当な増税反対論」は取り上げられることは少なく、民主党内の党内政局の一環として、小沢グループの「反対のための反対論」、底の浅い反対論が取り上げられるだけです。これからは、そうはさせじ、
国会やメディアの場でも我が党の主張をしっかり訴えていきたいと思いますが、如何せん、小党かつ野党の動向はあまりとりあげてはくれないのが実情です。

 そういうこともあって、今般、私事にわたりますが、幻冬舎から「財務省のマインドコントロール」という本を出版しました。何が何でも増税のために、財務省が都合の良い数字だけを取り上げ、まるで国民は馬鹿だから、この程度のことを言っておけばだまされるだろう、と言わんばかりの「増税キャンペーン」「プロパガンダ」が巷にあふれています。

 この本は、これまで財務省やメディアが当たり前のように唱えてきた「常識」「通説」といわれるものが、実は、日本だけで喧伝されている「非常識」「珍説・奇説のたぐい」であることを一つ一つ明らかにしています。

 そして、その背景には、この日本という国を、今でも実質上支配している「財務省」という存在があることを、橋本政権で「大蔵省改革」に取り組んだ当事者として、財務省と正面から闘ってきた政治家として、つまびらかにしています。
読んでいただければ、日本の統治構造の本当の姿を知ることができるはずです。
 
 私は、その橋本政権で、前回の「消費税増税(3%→5%)」の現場にも、総理側近として立ち会いました。その当時と
くらべて、今回の民主党政権、財務省による「増税プロセス」が如何に杜撰なものであることか!

 その義憤も込めて書きました。「増税賛成派」にも「反対派」にも「やむなし派」にも、是非一度、この本を読んでから
最終的な判断をしていただきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

(追伸)おかげさまで、拙著は発売1週間で3刷、35000部となりました。

 
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