なぜ我々との党首討論を逃げるのか!・・・民主党の反対で潰される
2011年11月30日 tag:
本日(11/30)、初の野田首相と谷垣自民党総裁、山口公明党代表との党首討論が行われた。そこに、またまた、みんなの党・渡辺喜美代表の姿はなかった。
この3党による討論が常態化しているので、皆さんは違和感を感じないかもしれないが、実は、みんなの党にも、ちゃんと参加資格があるのだ。にもかかわらず、今回もまた民主党の「反対のための反対」で潰された。
この討論は「国家基本政策委員会」というところで行われるのだが、その申し合わせで、参加資格が「衆議院または参議院において所属議員10人以上を有する野党会派」と規定されており、昨年夏、参院選で11議席有することになったみんなの党には当然その資格がある。
ただ、同時に、、「野党党首は委員として発言する」という規定もあり、「国家基本政策委員会」の「委員」に、渡辺代表がなっていなかったという一事をもって、これまで党首討論ができなかったのである。
しかし、今回は、自民党の持っていた「国家基本政策委員会」の委員を、渡辺代表に譲ってもらうことになり、公明党、共産党の賛成も得て、これで晴れて参加と思ったのもつかの間、民主党の、「言ってくるのが遅い」という言いがかりのような反対で実現しなかったのだ。当然、民主党も理屈がないのはわかっている。
大阪の選挙でも、テレビ討論、公開討論をドタキャンした候補者がいたようだが、こういった国会の申し合わせも破ってまで、わが党と討論するのを逃げるという姿勢では、とても国政を担う覚悟や資格がないと言わざるを得ない。
しかし、今後は「言ってくるのが遅い」という屁理屈も通じない。少なくとも次の通常国会からの党首討論からは是非実現していきたいと思う。
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