またまた60%前後の御祝儀が・・・日本の国民は本当に優しい
2011年9月 3日 tag:
ある程度、予想はしていたが、この週末の各社世論調査で、野田内閣の支持率が60%前後となった。一番高いのが、読売の65%、低いのが朝日の53%。面白いことに、野田氏の信条が右寄りのためか、そうした論陣をはっている新聞ほど、支持率が高くなった。
おそらく、この高支持率は、相田みつお氏の「どじょう」効果と、野田氏の腰の低さ、党内融和人事への好感だろう。菅さんがあまりにひどかったので、その反動もあるのだろう。
それにしても、つくづく日本の国民は心優しいと思う。いくら御祝儀と言っても、初婚ならともかく、この二年で三度目の結婚・ハネムーンで出す「額」ではないのではないか。
しかし、この優しさが、政治を良くするかは別問題で、私は、こんなことを続けていくと、政治、政治家に緊張感がなくなることを強く危惧する。政治家というのはリスクをとらないご都合主義の人が多いので、この御祝儀相場をみて、ダメになれば「また、頭をすげかえれば良いや」と思ってしまうからだ。
ただ、もう放っておこう。いずれにせよ、年末の予算編成の終わる頃になれば、支持率は急落、またまた政権崩壊状態になること必定だからだ。
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