そりゃあ自民は「戦いにくい」だろう・・・みんなの党は「やりやすく」なった
2011年9月 5日 tag:
野田内閣の発足時支持率が60%前後にまでなったことで、自民党からは「戦いにくい」「やりにくい」等の声があがっているという。
そりゃあそうだろう。自民と民主は「三党合意」もしているし、復興増税に道筋をつけることや、社会保障と税の一体改革で消費税を10%に引き上げることでも一致している。これだけ政策的な違いがないと、自民が「攻めにくい」のは当然だ。
だから、いっそのこと、大連立をすればわかりやすいのだ。先の通常国会では、民主、自民、公明の幹事長がしょっちゅう集まり、政策協議をし、実質上、大連立していたのだから。
みんなの党はどうか、ですって?さらに「やりやすく」なりましたね。だって、野田政権で我々との路線、政策の違いがはっきりした。「増税なき復興」vs「復興なき増税」、「脱原発」vs「エセ脱原発」、「脱官僚依存」vs「財務官僚依存」等々。
みんなの党は、これまで通り、「政策中心主義」で攻めていけば良い。対立軸がかえって鮮明になって、かつ、三度目の民主党内閣に四度目はない。いよいよ解散総選挙で政権獲りですよ。
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