あらあら、菅さん以下の野田さん・・・首相の給料返上しない!?
2011年9月23日 tag:
今年5月の記者会見で、菅首相(当時)は「原発事故の責任を取る」として、首相給与の返上を表明した。
首相には、国会議員の歳費月額約129万円に、首相分の給与を上乗せして、月額約243万円の給与が支給されている。議員歳費は、この4月から月額50万円減額されているから、その約79万円と約243万円の差額=約164万円を、6月から退任までの3カ月間、菅さんは自主返納し、夏のボーナス約218万円も返上した。
しかし、野田新首相になって、この菅前首相の方針は引き継がれていないという。たしか菅さんは、この給与返上期間を「原発事故が収束するまで」と言っていたはずだ。ならば、野田さんも、同様、いやそれ以上の給与返上をしてもいいだろう。
国会議員の月額50万円の返上も今月いっぱい、首相の給料返上も前月いっぱいでは、浮かばれないのは、増税を押し付けられる国民の方だろう。
「議員自ら身を削る覚悟なくして国民負担は語れない」と初の代表質問で答弁した野田首相。この「素朴な疑問」に一体、どう答えるというのだろうか?
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