朝霞の公務員住宅は「真に必要なもの」(野田首相)だって!?・・・国民を欺く「仕分け」結果がまた一つ
2011年9月15日 tag:
民主党政権が、発足早々の事業仕分けで意気揚々と「凍結」したはずの、埼玉県朝霞の公務員住宅。
財務大臣当時、それを見事に復活させ、着工にゴーサインを出した張本人・野田首相が今日、みんなの党・渡辺喜美代表の国会質問に答えて、なんと「検討したが真に必要なものと判断した」とのたまわった。少しは「再検討」という言葉を期待していたのだが、、、。
しかも、その顔を、財務省作成の答弁書に終始おとしながらの棒読みだった。ここに、私が常々指摘してきた「財務省政権」の正体が象徴されている。それは、何を言われても、財務省に寄り添い、その助けを借りないと政権運営ができない、財務省にたとえ魂を売り渡してでも総理の座は維持するぞという「凡庸な政治家」の固い決意表明のようだった。
まだ、被災地では、住む家も仕事もない人が大部分というのに、公務員宿舎の建設もヘッタクレもないだろう!しかも100億円以上も税金をかけて!憤りとともに、そこまでして財務省に媚を売る「憐れ」さえ感じてしまった。
野田内閣にまだ期待している皆さん! たしかに野田さんは、鳩山さんや菅さんに比べれば「化けの皮」が厚くてわかりにくいかもしれません。しかし、その正体を早く喝破しないと、この国の方が先に破滅してしまうのです。
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