鉢呂経産大臣の辞任・・・適材適所が「大嘘」の証明
2011年9月10日 tag:
鉢呂経産大臣が、「死の町」「放射能つけちゃうぞ」発言で辞任した。政治家以前の「人間失格」発言であり、辞任は当然であろう。
ただ、この問題の深刻さは、野田首相のいう「党内融和人事」が、国民や国家のことより、民主党のことだけを考えて行った人事であることを証明したことだ。「適材適所」は、お得意の「口先政治」でしかなく、実は、昔でいう「派閥均衡人事」で、党内平和、党内治安維持のためだけを考えた結果であったことを、いみじくも証明したのだ。
「私は素人だ」と公言した防衛大臣、永田町にいる人なら誰でもわかる、外務、財務大臣の「素人人事」。こうした国家の根幹を担うポストにすら、民主党のお家事情優先で素人をつける。そして、やることと言えば「官僚主導政治」への逆戻り、「財務省支配国家」の樹立。「大増税路線」。
発足まもない野田政権だが、期待した国民も、いち早く目覚めた方が良い。
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