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みんなの党、結党二周年・・・多難な船出からよくぞ

2011年8月10日  tag:

 この8月8日で、みんなの党はおかげさまで結党2周年を迎えた。

 思えば、88という末広がりの、大安という縁起の良い日を選んだものの、結党会見の数時間後に「ノリピー」が自首するという大ニュースの前に、その後のテレビ報道等からは一切「みんなの党結成」という文字は消えた。そのまま三週間後の投票日になだれ込むという極めて厳しい多難な船出であった。

 当時、怒涛のような民主党への政権交代の流れの中で、あえて、それに与せず、今の民主党政治の体たらくを見通したうえで、政治理念や基本政策を一致させた、当たり前の政党政治を実現していこうという強い思いだった。

 その後の政治の動きは、その、我が「結党宣言」の通りになっている。民主党にしろ自民党にしろ、基本的な政策をめぐって党内が二分され、重要な政策が前に進まない。私のように、30年間、この世界に関わってきた者からすると当然のことが、国民やメディアにも認識されるプロセス、それが唯一の政権交代の意義だった。

 政党というのは、目指すべき理念、政策、そうした旗印の下に集って、それを実現していこうという集団だ。我々みんなの党は、「脱官僚」「地域主権」「生活重視」、この結党の原点を常に忘れず、「政策中心主義」で今後とも活動していきたい。

 そして、来るべき総選挙では、「増税なき復興」「脱原発依存」も掲げて戦い、ぜひともキャスティングボードを握って、理念や政策軸で政界再編、政党再編とを行い、政権与党としてしっかり政策を実現していきたいと考えている。

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