菅さんの「脱原発」はやはり思いつき・・・江田の予算委質疑で
2011年7月20日 tag:
20日(水)10時25分~11時まで、第二次補正予算の質疑にたち、主に、菅首相の「脱原発」の本気度を確かめたが、案の定、それは「思いつき」でしかなかった。
総理だから細かい所までは要らない。しかし、3.11以降、「脱原発」が自分なりに真剣に思いをいたした結果だと言うなら、おおよそのスケジュール感(時間軸)や代替電源の在り方、それによるコスト増対策や需給見通し、核燃料サイクルの扱い等、その荒々の私見というものがなければならない。
民主党内から総スカンを喰って、「脱原発」は「個人的見解」と認めたのだから、いっそ、私の誘いに乗って、心情をすべて吐露した方が、国民にはシンパシーが沸いただろう、元々、国民は「脱原発」なのだから。
しかし、菅首相は何を聞いても「予断を持たずこれから議論」の一点張り。やっぱりだめだ、この人は。「脱原発」のお経だけなら子どもにも言える。
(この模様は、21日付朝日新聞朝刊で「脱原発 薄い中身」首相「議論すべきだ」連発という見出しで報道された。)
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