菅総理は二次補正予算成立直後に辞任すべし!・・・復興相辞任
2011年7月 6日 tag:
現下の最大の課題、復旧・復興を担う大臣が、極めてレベルの低い問題で辞任した。本人の問題ももちろんあるが、事ここに及んでは任命権者の菅さんの責任は限りなく重い。
これまで我慢に我慢を重ねてきた被災地からも避難の声ゴウゴウという点が、これまでの不祥事と質的に異なる。それは、管内閣の無能さへの怨嗟の声でもある。
いみじくも今日(7/5)、第二次補正予算が閣議決定された。菅総理は、その成立を見届けたら即辞任、遅くとも7月中には辞任すべきだ。それ以上、居座ることは犯罪にも等しい。
今回の件で、国民の皆さんもよくわかったと思う。この政権を続けていること自体が、政治空白、いや、復興の足を引っ張り、何もできない、ではなく、むしろマイナスなんだと。先週来の各種世論調査でも、やっと、すぐ辞めるべき、八月中には辞めるべきが7.8割になった。
菅総理は、補正に加えて、赤字国債発行法案、再生エネルギー法案の成立を退陣の条件にあげているが、絶対にできない。前者は、4K(バラマキ予算)の民主党マニフェストの抜本的見直しにつながるし、後者は、将来のエネルギー政策の基本的方向ぐらいは決めて議論すべき問題だ。どちらもやりきる力は、もう菅政権にはない。
「原発解散」もなくなった。「筋」を違えた政権の晩節は限りなく憐れなものとなる。
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