「電気予報」を検討・・・みんなの党が実務者会合で提案
2011年4月 7日 tag:
以前のこのコラムで、私は「節電」のための「電気予報」を提案した。産業用の大口の需要家への強制的な総量規制は電気事業法上できるが、なかなか、一般住宅への規制はできない。
しかし、この民生用の需要が電力消費量の3割を占めるのだから、この分野でも節電を図っていかなければいけない。そうした問題意識だった。
みんなの党は、こうした提案をいち早くして、続々とその実現をみてきた。この問題でも、今朝の報道にもあったように、経済産業省が検討していることが明らかになった。
「電気予報」は、電力の需要と供給の予測を時間帯別に伝え、猛暑で日中に需要が高まりそうな場合、「冷房の設定温度を上げて」「使わない家電製品の電源を抜いて」といったコメントも添え、視聴者に節電をするよう注意を促す。
需要が急に跳ね上がって供給を上回り、予期せぬ大停電が起こりそうになれば、「ニュース速報」で電力使用をただちに控えるよう求めるテロップを流す案もあるという。
それにしても、対応がいつも遅い。野党の提案であっても良い提案は即刻取り入れるぐらいの度量が、今の政府には必要だろう。
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