何のための「予測システム」か!・・・「スピーディシステム」
2011年3月26日 tag:
みんなの党が公開を要求し続けていた、文部科学省の財団・原子力安全技術センターが開発した「スピーディシステム」=「放射能影響予測ネットワークシステム」のデータが、やっと、23日夜公開された。
これは原子力施設から大量の放射能が漏えいする、あるいはその恐れがある場合に、気象状況を加味した上で、迅速にその影響を予測するシステムだ。大気中の放射能濃度とか被ばく量を予測する。
今、 原発事故に伴い風評被害が広まっている。南相馬市やいわき市がその影響をもろに受けている。まさにこのような時のために何億円もかけて構築してきたシステムですら、いざという時に隠ぺいする。原発担当の細野首相補佐官も「データの信ぴょう性が」と当初は逃げていた。
政府の対応が後手後手に回っている一つの例証だが、こうしたデータは包み隠さずしっかりと公表することが風評被害を防止する、あるいは防護対策をしっかりととっていくために必要不可欠と思うのだが、、、。
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