未曾有の国家緊急事態に選挙なんてやってる場合か!
2011年3月15日 tag:
我々みんなの党は、今月24日告示の知事選、4月1日からの県議、市議選等の統一地方選を全国一律で延期すべしと政府与党に要求している。
だってそうでしょう。この未曾有の危機は国民全体の問題としてとらえるべきで、国民も犠牲者の方々に哀悼の意を表し、喪に服している。被災者に心からお見舞いの気持ちを持っている。だからこそ、各種イベントも自主的に続々と中止しているのだ。
そうした時に、なぜ選挙だけが強行されるのか。選挙には街宣車でガソリンもかかる。電気も大量に消費する。そんな余裕があるなら、被災地に真っ先に送るべきだろう。歌舞音曲とまでは言わないが、選挙は街頭で音も出す。そんなことが国民感情からいっても、候補者の立場からも許されるのか!訴えることもままならない。
参政権、選挙は民主主義の根幹だ。最重要な権利、価値だからこそ、正常な環境下で投票行動、選挙活動ができるまで延期すべきだ。
自治体だって大変だ。今回の震災対応で被災地、非被災地の違いはないはずだ。非被災地の自治体も応援要員の派遣をする、また、被災民の受入れも必要となる。猫の手も借りたい状況になる。選挙となれば投開票等に人海戦術だ。そんなことより震災対策だろう。
なぜ自民、公明は反対するのか。二次災害、さらなる被災の可能性もある。この危機認識が極めて薄いのではないか。ゆめゆめ、投票率が低くなって、組織政党が有利だ、現職議員が有利だ、などと考えてのことではないと信じたいが、、、、、。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.