東北太平洋沖大地震・・・党首会談
2011年3月12日 tag:
みんなの党は、東京に不在の渡辺代表の代わりに私が指示し、地震発生直後の15時過ぎに「対策本部」を設置。とにかく、当面の緊急対策の検討に入った。
私は、あの阪神淡路大震災発生の日、通産大臣秘書官として官邸にいた。結果的に6000人超の犠牲者をだした二の舞は絶対にしてはいけない。そして、こうした危機管理、災害対応で政党、特に野党にできることは、残念ながら少ない。
したがって、18時過ぎから開かれた党首会談で私は、「人命救助のためには、この72時間が死活的に重要だ。ここは政府に対応を一元化して専心してもらうことが肝要だ。各党の視察団等はこの期間は自粛すべき」と提案した。各党が競うように議員を現地派遣などすれば、その受入れ、対応に現地職員がムダな手間暇を割かれる。そんなことより、一人でも多くの命を救うことが先決だ。
「その代わり、与野党でしっかり情報共有するために官邸と各党とのホットラインを設置してほしい」。両提案ともその場で了承された。
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