当たり前のことが通じない議会とは何だ!・・・党首討論
2011年2月 9日 tag:
今日、はじめて菅首相と自公の党首討論が開催された。そこに我がみんなの党代表、渡辺喜美氏の姿はなかった。
この衆参国家基本問題委員会を舞台とする党首討論の参加資格は、衆参どちらか一院で10議席以上を有する政党に許される。そのルールからすると、先の参院選で10議席をいただき計11議席の参院議席を有するみんなの党は、当然出席・討論してしかるべきなのだ(共産、社民党首は10議席に満たないので出席不可)。
しかし、驚いたことに、参院選直後(去年7月)の自公み幹事長・国対委員長会談では、みんなの党参加前提で党首討論の時間45分間の延長を与党に申し入れようとまで合意していたのに、いざ実施する段階になると、知らんぷりで我が党を排除したのだ。
表向きの理由は国家基本問題委員会の委員に渡辺党首がなっていないという形式的理由。しかし、そんな委員の差し替えは日常茶飯事で行われていることで、渡辺代表の懲罰委員をここの委員に代えれば良いだけの話なのだ。
基準をクリア―した民意を踏みにじる、当たり前のことが当たり前にできない議会。こうした党利党略優先の議会政治に、国でも地方(ex.名古屋市議会)でもレッドカードが、出されていることを既成政党は認識していないらしい。
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