大連立が蠢いている・・・魑魅魍魎が跳梁跋扈
2010年12月 8日 tag:
最近、ちまたの時候の挨拶は「それにしても、こんなにひどいとは思わなかったですねえ」だという。もちろん、政権交代後の民主党政治への絶望感を表す。
というわけで、魑魅魍魎は、なりふり構わぬ民主、自民の大連立に跳梁跋扈しているという。そうした動きが具体的に私の耳にも届いている。
これが中々手の込んだもので、守旧派、長老議員は後ろに控えて、比較的イメージの良い若手を前面に押し出す構想らしい。国民を欺く手練手管だ。そういう中で、注意深く表に出ている両党幹部の発言をフォローしていると、微妙に「大連立」に向けて変化していることがわかる。例えば「熟議と言う菅直人首相が心からひざを折ってくれば、簡単に拒否するものではない」。
みんなの党は、「大連立?どうぞおやり下さい」との立場だ。対立軸が明確になり、一時的に体制翼賛的な巨大与党ができるが、選挙で我々は第3極が2極になり1極になることもありうる。
対立軸とは「官僚主導の増税路線、バラマキの大きな政府」vs「民間主導の成長路線、地域が主役の小さな政府」だ。
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