野党が審議拒否?とんでもない!
2010年12月 1日 tag:
政府・民主党は、一体となって「野党が国会審議拒否」の大合唱だ。そんな嘘のプロパガンダをしなければならないほど追い込まれているというということか。
「嘘」と言ったのは、本日午後一時から本会議は粛々と開かれ、みんなの党が主導してきた国会議員歳費の日割法案が可決されたし、環境委員会他各種委員会も野党出席の下、開催されたからだ。しかし、これを称して民主党は「今、国会が止まっている」と平気でのたまう。
与野党幹事長会談で私が申し上げたのも、「3日までの会期を大幅に延長して法案審議も小沢招致の問題も徹底的に議論しよう」ということだ。
しかし、民主党の本音は、口先では国民の期待に応えて法案審議を、とは言うが、早く国会は閉めて、政権維持に最低限必要な来年度予算案の年内編成に勤しむということだ。
思えば、参院選前の通常国会の会期末もこうだった。野党が会期延長を求め十分な審議をと要求(本来は逆で与党が会期延長を要求するものだ)、しかし、菅政権は国会でボロを出さないうちに参院選になだれ込む戦術をとって大敗した。
この政党の辞書には「教訓」という言葉がないようだ。
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