「産む機械」と「暴力装置」
2010年11月22日 tag:
数年前、女性のことを「産む機械」と表現して、厳しく責任追及された厚生労働大臣がいた。その時、野党だった民主党は、即罷免を当時の安倍首相に求め、時あたかも国会にかかっていた補正予算の審議を欠席した。
そして今、与党となった民主党は、官房長官の自衛隊は「暴力装置」という発言に、うんともすんとも言わない。女性と自衛隊の違いこそあれ、人を機械や装置に例え、しかも、自衛隊を「暴力」と表現するに至っては、それだけで問責に値すると思われるが、いつもどおり、何が起こっても、責任もとらなければ、けじめもつけない、これは民主党という政党のの習性のようだ。
我々みんなの党は、野党時代の民主党のように、この問題を補正審議の人質にとったり、欠席戦術をとることはしない。しかし、もう我慢の限界にきていることだけは確かだ。
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