「熟議の国会」が聞いてあきれる
2010年10月30日 tag:
またまた、菅総理が不在の日本で暴挙が起こった。民主党が一方的に、来週、月曜、火曜に補正予算の財政演説及び質疑を、「職権」で設定したのだ。ここのどこが「熟議の国会」なのか。
「職権」というのは、一般の人にはわかりにくいと思うが、委員会における「強行採決」のようなものだ。問答無用、勝手に野党の意見を無視して会議を設定することをいう。
みんなの党は、ねじれ国会の中で、民主党が言葉どおり「丁寧な国会運営」をするのであれば、審議拒否や欠席戦術をとるつもりはなかった。しかし、冒頭から、小沢氏の国会招致等について何の見通しも示さずに、こんな乱暴な運営をするのであれば、やむえない、自民、公明と共闘して、本会議は欠席せざるをえない。
それにしても民主党に、今後の国会運営の展望はあるのだろうか。これも「おままごと」レベルと称される民主党政権の一端だ。
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